朴の妹ならキムといつまでも/CAPTAIN同志の北京海棠花(本店)レポ
すっかりお馴染みになったCAPTAIN同志から、北京海棠花レポが送られてきました。ありがとう!!CAPTAIN同志!!
北京海棠花は1階にホール席、地下1階に公演舞台つきのホール席、2階に個室のある同店の地下の席に行きました。
他の北レスと違い、この店の接待員同志は民族服ではなく、中国東方航空のスチュワーデスのような制服を着ています。公演もその制服のままでちょっとがっかり。
北京のおおかたの北レスと同じく韓国ツアー客を主たる顧客層に据えていて、地下の席もほとんどがツアー客でした。公演は7時半から30分間で、当日はツアー客1組が少し遅刻したので、開始が若干遅れました。
歌は基本的にカラオケの伴奏。開始も「パンガップスムニダ」ではなく、「アリラン」から始まり、「セタリョン」、日本語の「僕の妹に」、シンセとエレキギターの演奏、その次は歌の題名が長くて書き取れず、続いて中国語の「南海姑娘」、アコーディオンとシンセの演奏、もう1曲朝鮮語の歌があって、最後は統一歌「われわれはひとつ」でした。
料理の方は、焼肉はテーブルのそばで焼くのではなく厨房で焼いたものを皿に盛って持って来るもので、多分地下だと煙がこもるのでその場で焼かないようにしているのでしょう。イカの辛子炒めと骨付きカルビはちょっと硬いが、アヒルの焼肉と味噌チゲは美味。
ただツアー客相手で忙しそうで、担当のテーブルも特に決まっていないようなので、注文しても出てこないことが続出でした。せっかくJTBの「るるぶ 北京・西安・シルクロード」にも載っている北京唯一の北レスなのに、他の店と比べて今一でした。
なるほろ。この北京海棠花と青島海棠花は同じ派遣元なんですが、青島海棠花ではアシアナ航空のような制服を着て歌う同志が目撃されています。アシアナと東方・・・派遣元の社長がスッチー好きで、でも北朝鮮にはヤフオクに制服盗んで出品する奴もいないし、それでこの機会に中国でスッチー風のコスを買って着せてるってのは・・・ダメ?
お皿にしっかりと店名が書いてありますね。アヒル肉は平壌名物で、訪朝すればかなりの確率でアヒル焼肉店に連れて行かれます。あそこの接待員同志は美人ではありませんが、みな親切です。
北京海棠花地下ホールの凄いところは、バックがしっかり金正日花だということです。あんなに丸く後ろから見つめられたのではなんだかキンチョーしてしまいますな。
「朴の妹に」を歌ったんですか。その歌は知らないのですが、「キムの妹に」「李のオンニに」「崔のオッパに」「張の弟に」「Kのオヤジに」と、鉄道唱歌のように延々と続く北朝鮮の国民歌ですか?「キムの妹に」を歌うのは張成沢とか?ハレ?違うの?加山雄三の歌?「キムといつまでも?」バカなことを言ってるバヤイではなかった。
(2005年6月10日CAPTAIN同志訪問。画像提供もCAPTAIN同志)