チラシ解説 北京平壌牡丹峰餐庁
いつもお世話になっている ほんなら同志のご好意により、新規開店した「北京平壌牡丹峰餐庁」をご紹介します。
チラシの表と裏です。表(朝鮮語)を見ると、左上に店名のロゴマークがしっかりできているのがわかりますね。また接待員同志の服装ですが、民族服自体は珍しくないのですが、色合いが鮮やかで、なんというのかお人形さんが着ているようなイメージの配色になっています。実際にこの服で服務しているかどうかは別ですが。
また朝鮮語の説明文に「アルトゥルサルトゥルハダ」という形容詞が見え、辞書で確認してみたのですが、「つつましく、家事の切り盛りが上手な様子。まめまめしい様子」と出ています。なるほろ。私は北レス接待員同志の態度を「わが国では半世紀以上前に絶滅した
つつましさ、恥じらい、照れ、はにかみが色濃く残っている。」という表現をするのですが、なるほろ彼女たちの勤務態度は朝鮮語ではこの表現がぴったりです。中国語では「熱情周到的服務」の部分が相当するのでしょうか(明日朝鮮族に聞いてみよっと)。
ここは日本料理もあるのですが、寿司のことは発音そのままに「スシ」刺身も「サシミ」と表記してあるのに活け作りのことは「生きてる魚の刺身」といった意味の「サンムルコギフェ」と表記してあるのが面白いですね。そもそも朝鮮にはそういった食習慣はなかったはずなんですが。でもだからこそわかりやすく説明的に訳したのかも知れませんね。
犬肉料理を中国語で「狗肉」というのはご存知と思いますが「狗肉総合料理」と表記されると妙に気合が入っているカンジがしてこちらも気合入れて食わねばならんでしょうな。割引券がついてるけど、カラーコピーして持ってってもダメよ。
(2004.4月 ほんなら同志からチラシゲット)