「館」か「宮」かそれが問題だ。平壌玉流「館」ついに開店!!
個性化著しい昨今の北京北レスだが、東海園が日式料理を前面に出しているのに対して、ここ平壌玉流館は「大同江沿いに位置する“平壌冷麺”を初めとする各種民族料理を専門とした、我が民族の誇りとする、世界各国の元首や南朝鮮の名だたる人士達が多く訪れた約50年の歴史を持つ国宝級のレストランであるところの玉流館」の第1分店を謳っている。
まことに民族の誇りが感じられて結構なことであるが、ちょっと待てよ玉流館の第1分店って、韓国になかったっけ・・・? たしかオープンしたのが99年くらいだったか。私も一度行ったことがあったが3時半という時間帯にもかかわらず結構混んでいた。冷麺はまあおいしかったが、北レスではないのでまああまり真剣に思い出すつもりもない。昨年夏探したがもうなかったし。
ところで↓は北朝鮮っぽいの好き北京特派員が送ってくれた雑誌の一部であるが(謝謝!!)、ハングルでは店名が「玉流館」になっているが、中国語では「玉流宮」になっている。「館」か「宮」かそれが問題だ。
朝鮮語と中国語のミスマッチがこれまでも数件あったが、これはちょっとどうかした方がよくないか?
右側のページに見える時刻(12:30と午後7:00)は開店時刻ではな〜い!!歌と踊りが始まる時刻であ〜る!!
北京の北レスは市内東北部に位置していることが多いのだが、この北レスは「地球の歩き方北京」の市街区折込地図にも入らないくらい東北部に位置している。韓国人による訪問記も発見したので、そのうち訳してみたい。
情報提供:北朝鮮っぽいの好き北京特派員(2004.8.23記)