移転!!銀畔館北朝鮮大使館近くに開店!!
北京市内の北レス、銀畔館は2006年春に閉店が確認されていたが、CAPTAIN同志が同年8月20日に北朝鮮大使館近くに移転、再度開店していることを確認。レポを送ってくれましたので掲載します。青字部分が私の感想兼突っ込みです。
他の北レスから、銀畔館がまだ営業していると聞いた私。まずは旧銀盤館跡地に向かいました。その場所に着くと店はすっかり「ドラゴンフライ」という名のSPAに変わっていました。写真の通り、かつての銀盤館時代の面影はなし。店に聞いたところで前のテナントが何であったかも知らないでしょうから聞く気にもならず、運がよければ(近くに移転していれば)見つかるかもしれない、でもこの広い北京では深海に落ちた針を探すのも同然。そういうわけでとぼとぼとその場を去りました。
う〜んなるほろ。骨格はそのままに上手に改装するものですね。看板譲ってくれない?って閉店する北レスが出るたびに同じことを言ってますが。
歩いているうちに北朝鮮大使館に近い地域には帰国土産を買いに来る店が多いとあったことを思い出し、北朝鮮大使館の方向へ向かいました。そうすると前方の並木の木の上にハングルで「ピョンヤン...」と書いてある看板が見えました。「おっ、新しい店発見か?」と思い、海賊版DVDを買わないかと近寄って来るオヤジも無視してそのまま前進すると現れたのは「銀畔館」の文字。おおっ、何たる偶然!それとも必然?閉店かと思っていた銀盤館は移転だったのです。昼食を済ませた直後だったので名刺とパンフをもらいました。
それは必然に違いないっ!!銀畔館は以前に比べ立派になりましたね。左側の画像の建物上部に「金質商務酒店」と書かれておりホテルであることがわかります。
名刺(このページ最下部)裏の地図をご覧になればお判りの通り、北朝鮮大使館から見て海棠花3号店よりも手前にあり、大使館員の昼飯、アフターファイブを意識した移転と言えるでしょう。少なくとも前の場所よりはアクセス利便性高しです。
一遍に宿題が片付いてしまった小学生の気分になり、辺りの店の看板だけ見ていますとまたまた大発見。ちんけな看板ですが「平壌館分店」とあるではないですか。看板に書いてある「領事部前から万景百貨店側に150m」とあるのでその通り150m歩いて行くと件の万景百貨店(どう見ても雑貨店です)の隣になにやら改装中の店があり、つくりはレストラン風ですが、工事している労働者に何の店か聞くのは無駄なので次回の楽しみに。その他いくつか人共旗カラーの看板の店を見つけました。
北京の北朝鮮大使館近くには北朝鮮からの旅行社を対象にしたみやげ屋さんが以前からあり、バッジをつけた人がメガネや靴や奥さんのためと思われる女性用下着を買っているのを目撃したことがあるのですが、最近増えたみたいですね。
向かって左から見ていきますと、人共旗色の「平壌商店」と書かれた看板の下には「コニカ写真現像」なんて書かれていますね。真ん中は「北京金剛山科貿有限公司」と書かれていますが飛行機、汽車切符販売とあります。列車マニアの方はここで北京→平壌の国際列車の切符だけでも売ってくれと粘ってみてはいかがでしょうか?そして右端がCAPTAIN同志ご指摘の看板。「朝鮮国際ホテル等から厳選された最高級調理師と親切な女性達の接待」と書かれているのはまさに北レスですね。いつのまにか人知れず開店しているのが北レスだったのですが、開店予告まで出るようになったワケやねえ・・・。おっとアサヒ生ビールありなんて書かれています。
左端はCAPTAIN同志から送っていただいた広告です。北京在住K-oyaji用・・・ではなく、日本人用の「スーパーシティー北京プラス」に掲載されていたものです。しっかりした日本語ですよね。しっかりと日本人客もターゲットに入れているということなんでしょう。それに注目すべきは銀畔館のマーク。髪を後ろで結んだ女性がスケートしています。北レスもスマートになったよなあ。ちょっとカンゲキしました。、黄色い2枚はパンフレットです。同志は12名いる模様。
この名刺を見ると北朝鮮大使館のすぐ近くにあることがよくわかります。この項、画像、広告、パンフレット、名刺全てCAPTAIN同志提供。(2006年8月)
TOPへ 北レスTOPへ 銀畔館TOPへ