月香完全閉店&取り壊し。結局一度も行けなかった。

 2005年夏、私は北朝鮮旅行のため経由地の中国北京市を訪問。平壌へ飛ぶ当日の朝、単身朝鮮大使館へ向かい、ビザを受領することになった。一人なんでガイドさんはなし。小雨パラつく中一人で朝鮮大使館領事部へ到着したのは朝の8時半だった。

 領事部では当然ビザを受領するのだが、もう一つの目的はすぐ近くにある北レス「月香」の状態をチェックすることであった。「月香」は2003年9月、その存在を確認したものの、これまで一度も食事する機会に恵まれず、チャンスをうかがっていたものの閉店という未確認情報があり、この目で確認することにしたのだ。タクシーを降りた私は領事部に入る前に、まず月香に向かった。そしたら・・・

 む〜ん。跡形もない。こんな狭いスペースで営業していたのかってあらためて思うなあ。この後、第一の関門である中国人の守衛を突破し(一人なんで中国語でビザ取りに来たことを了解させなきゃいけない)、領事部の中へ。対応してくれた男性(朝鮮の人)に「月香はいつなくなったんですか?」と問うと、「もうだいぶ経つよ。」とのこと。私が最後に訪れたのが2003年12月だから、それから間もなく撤去されちゃったのかなあ。
これは近くのお店。左は眼鏡屋さんであるが、店名に「開城」という地名が入っているということは、やはり北朝鮮の人をターゲットにしているんだろうなあ。右の「明月商店」は「テレビ録画機・VCD・各種電気製品」なんて書いてあるが、漢字が妙に下手チョだ。白いバラらしき花を持った女性は吉岡美穂に似ている。今回はすぐ空港に向かうため中には入らなかったのだが、今度商品や客層などじっくり観察してみたい。

                                    (2005.8.16訪問)

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