金正太郎同志のバンコク平壌館レポ

 金正太郎同志がこのたびバンコク平壌館を訪問、レポートを送ってくれましたので掲載します。青字部分が私の突っ込みです。

 バンコクの北レス、平壌館に行ってきました。何とか公共交通機関を利用して行けないかと最近できたばかりの地下鉄を利用。ファランポーン駅から出発してラマ9世駅で下車。出口にいたタクシーに乗っていきます。しかし、ここからが大変で一方通行などがあり、店に到着するまで20分以上かかりました。ちなみにカオサンから高速道を使ってタクシーで行けば210バーツ。30分ぐらいで着くので最初からタクシー利用にすればよかった・・・と後悔しました。さて、着いたとはいえまだ午後5時40分。客も誰もいません。仕方ないので外観をウオッチすることにしました。

 それにしてもデカい店内です。中国の平均的な北レス1個分が前方に、後方には同様の規模が2個分、入りそうです。女の子は10人ぐらい。日本のメディアが潜入取材する際、必ず利用するという極端にかわいい子もいました。おばさんのようなマネージャーが出たり入ったりしていました。

デ、デカい・・・。以前、田上薫同志からいただいていた情報の中で、向かって左の画像の部分がバンコク平壌館だと思っていたのですが、それはほんの予兆に過ぎず、横というのか後ろというのか、ビヤーッと続いてる三角屋根の集合体もバンコク平壌館だったのですね。入り口のあたりにチラッと人共旗カラーが見えています。

 6時半をすぎると次々と大型バスが到着、あっという間に5、6台にもなりました。それだけの人が来ても楽々入れるほどの規模ですが、ステージは小さく、通常サイズでした。すぐにショーがはじまり、k-oyajiたちは踊りはしないものの、デジタルカメラの撮影に必死。まるでマスコミの囲み取材みたいでした。
たしかにステージは通常サイズで、ステージだけ見てると大規模北レスには見えないくらいです。ただステージ前方にまで赤いじゅうたんが敷いてあり、そこまでを歌のスペースにしているようですね。でも北レスの公演はロックミュージシャンのようにマイクを持って走り回ったり、火を吹いたりするわけではないので、ステージサイズとしてはそんなものかも知れません。向かって右は囲み取材の様子(笑)。同志達はガッツポーズですね。何の歌だろ?「私の住むわが国が一番よい」か?

さて、結局1人で入ったため、ショーが見えない前方席に座らされました。近くを見ると大型液晶テレビに平壌の観光案内VCDやらPVが流れ、個室もありました。女の子が1人、個室に入り、カラオケを歌うので、こっちもいいなぁと思いました。
公演の模様をもう2枚。ベースの同志はなかなかの美人です。向かって右の同志は男装のまま歌っていますね。たぶんこの歌の前に踊りがあったのだと思います。

食事はプルコギとキムチを注文。なかなかの味でした。しかし、オーダーを取ったり、料理を運ぶのはタイ人従業員の任務らしく、リーダーっぽい共和国の同志が流暢なタイ語で檄を飛ばしていました。あと店の幹部らしきおばちゃんも朝鮮語が得意なおばちゃんだったので、経営は合弁のようです。
キムチの画像です。漬かり具合がやや浅いようにも見えますがいかがでしょうか?あっさりめが好きな人にはいいのかもしれません。メニューの画像では上部に千里馬像が見えます。「2006−2026」って、何でしょうか?20年契約?

 決済はタイバーツ。とにかく同志たちがあくせく走り回っていて、あんまり相手にしてもらえず、少し寂しかったです。それと、入り口に「HWR GROUP」とあり、ここが運営している模様。カードで払ったのですが、請求もこの会社でした。ちなみにタイの求人サイトにウエートレスの求人募集が出ていました。 あと小便器の位置があまりにも高く、背伸びしないと届かなかったのに驚きました。

 同志たちにあまり相手にしてもらえないのは大規模北レスの宿命ですね。ここは最初から韓国人観光客目当てなんだと思います。だって観光バスがドカドカ入ってくるんだもんなあ。
名刺。人共旗カラーを生かしたナイスなデザインです。「O」の部分に見えるのは箸だと思いますが、鋭角的なデザインが朝鮮式の金属の箸を思わせてこれまたナイスです。金正太郎同志からは他の東南アジアの北レスレポもいただいていますので、追ってアップします。この項、名刺を含む全ての画像金正太郎同志提供。あらためて金正太郎同志に感謝します。(金正太郎同志2007年3月訪問)
    
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