丹東高麗餐庁レポ

 方世玉同志が中国遼寧省丹東を訪問、国際酒家内の高麗餐庁の画像をお送りくださいました。ありがとう!!方世玉同志!!

 方世玉同志のご報告によると、この日は土曜日だったが、200名収容可能なレストランに他の客はなかったそうです。数曲の歌謡と「人形ぶり」舞踊などしてくれ、造花の花束が20元(300円)とのこと。

 最近の北京、上海といった大都会に展開する大規模高級北レスに比べればなんとも質素な印象を受けます。でも向かって左側の女性はイイ笑顔ですよね。少ないお客さんとはいえ精一杯の歌唱を聞かせてくれたのだと思います。

 私はもう3年近く丹東に行っていないのです。丹東というところは飛行機の便数が極端に少ないのですが大連からの高速道路が全通しましたので、以前よりアクセスは良くなったと言っていいと思います。
 
 再開発が進み、私が調査したころとはだいぶ北レスの顔ぶれも変わったようですが、そのあたりは造船同志がレポしてくれています。
 
 丹東の宿泊は北レスが入っていて朝鮮中央放送が見られる国際酒家か(2005年9月現在リンク切れ)、対岸の新義州を窓から一望できる中聯大酒店かということになります。夜、中聯大酒店から対岸の新義州に向かう列車を見ると、それこそ闇の中に飲み込まれて行くようです。ところで中聯大酒店のサイトに「朝鮮之旅」というコンテンツがあるのですね。

 私が以前訪問した丹東松濤苑の女性は平壌から来たと言っていましたが、他の北レスは新義州から派遣された人もいるのではないでしょうか?もしそうだとすれば川一本隔てた祖国を見てどう思うのでしょうね。辛うじてともっている鴨緑江沿いの街灯も時々スーッと消えては思い出したようにボーッとともりますし。それ以外には一点だけ明るく光っているところがあり、それは銅像のあるところです。賑やかな丹東とは対照的です。

 平壌から来た接待員同志は勤務期間の3年間、一度もお里帰りしないのが普通だと聞いたことがありますが、川のあっちとこっちだと距離的にはすぐ近いわけで、出入国が簡単だと仮定すればお休みの日に新義州の実家に帰って、翌朝北朝鮮から「出勤」したりして?そんなことを考えました。丹東にまた行きたいとは思っているのですが、一度仁川港からフェリーで行ってみたいです。

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