ピョンヤンピョンヤンはウリ故郷〜北レスデュエット事情


1.正月に一緒に来たのです

 10月中旬から下旬、私は中国大連市に滞在し、在大連北レス4軒をすべて回った。中には食事に特化し原則歌なしのところもあるのだが、やはり北レスの魅力の一つは接待員同志達による歌声である。北レスの中にはお客さんと一緒にデュエットしてくれるところもあり、大連平壌館はその代表的な北レスの一つである。

 2004年5月3日の訪問記「おニャン子クラブ会員番号の歌」で、大連平壌館の接待員同志を4名と紹介したが、実は5名である。スマン訂正する。大連平壌館第5の同志、それが蔡同志である。

 2004年になってから大連平壌館を訪問するのは4回目なのだが、蔡同志に会ったのはこれが初めて。「いつ来たの?」と聞いたら「お正月に全員で来たのですよ。」とのこと。でも会うのは初めてだなあ。そしたら「交替で休んでいますから、たまたまいなかったんでしょう。」だって。そうなんだろうきっと。

 蔡同志は主にギター&ヴォーカルを担当している。比較的ふくよかな同志である。この日は日本人客が多かったようで、日本語の歌を歌ってくれた。私のお客さんと「津軽海峡冬景色」。他のグループとは「北国の春」である。この他大連平壌館の日本語レパートリーとしては「時の流れに身をまかせ」があるが、これには私の協力が少々入っている(えっへん)。ミニモニ系鄭同志に日本語の発音をちょっとだけ指導したのである。また今回の訪問で「昴」を現地指導したので、そのうち成果を確認したい(ぶわ〜っとね・ら・い・う・ちひい〜っ、ヘイッ!!参照)。

 この他日本語レパートリーとしては青島海棠花で「ここに幸あり」が確認されている他、アリエール同志が上海青柳飯店で「津軽海峡冬景色」を確認している。また中国語レパートリーもあり、中国ではスタンダードな「朋友」を目線クィーン崔同志が中国人客とデュエットしているところが目撃されている。朝鮮語のできる北レスふぁんくらぶ会員同志ならば「パンガプスムニダ」や「口笛」をデュエットする機会もあるだろう。

日本人客と“津軽海峡冬景色”を歌う蔡同志。手にはカンペが・・・・。ガンバレ!!蔡同志!!

2.ボクと林同志と個室でまったりと

 今回、大連平壌館に短期間に4回通い、多くの歌を聞いたが,、中でも印象的だったのは「平壌は私の故郷(ピョンヤンウンウリコヒャン)」であった。ロリ系林同志が目線クィーン崔同志のキーボード演奏によって歌うこの歌、「♪平壌平壌平壌は永遠の我が故郷〜♪」という部分が耳に残る。

 10月30日訪問時、ロリ系林同志に「あの歌が良かった。」という話をするととっても喜んでくれた。この時、私の同伴者は一足早く帰っており、個室に私一人という状況であったのだが、ロリ系林同志は一旦下がると、なんとアコーディオンを下げて再登場した。そしてなんと私一人のために「平壌は私の故郷」を歌ってくれたのであった。思いもかけず面対面演唱会が実現してしまった。こ、これは美味しい展開である。この後、しばし1対1でお話する機会に恵まれた。とても幸せな時間であった。ロリ系林同志は明るく親切で、またまたファンになってしまった。この時ほど朝鮮語勉強していてよかったと思ったことはない。また行こう〜っと。で、次回までに「平壌は我が故郷」を完全に暗記してロリ系林同志とデュエットするのだ!!おーっし、気合入ってきたぞーっ!!

                                        (2004年10月30日訪問)


私一人のために「平壌は我が故郷」を歌うロリ系林同志。サイコーだ!!
この後、「是非この歌を覚えたい。」と言うと、なんと歌詞をすべてノートに書いてくれたのだった。一生の宝物だ!!ヤフオクには出さない!!


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