アイドル系だ!!林同志!!アイドル系林同志マンセー!!
2005年3月大連平壌館訪問記その2


1.SEXY気分の夜だから

 これまで林同志(大連平壌館所属)をロリ系と評してきたが、今後は“アイドル系”と呼称することを許可する(誰が誰に許可するんだってーの)。

 2005年3月訪問時、大連平壌館は歌で溢れていた。口火を切ったのは林同志。北レススタンダードナンバーの「口笛」である。更には韓国人女性客と「夢に見た私の故郷」をデュエット。崔同志は「木浦の涙」を熱唱。

 林同志はお勧め上手でもある。私はついついヒラメの活け作りと毛蟹を注文してしまった。この日、私は中国人女性(満族)と一緒だったのだが、北レスでは通常中国人があまり食べないものが出てくることがあり、反応が面白い。ヒラメはまだ息があって口をバクバクしていたのだが、それが残酷で見るに耐えないとかで、ヒラメは顔面に布を被せられて、強制的に死亡させられてしまった(そっちの方が残酷じゃないか?)。画像は「間引き」を思わせる無残なヒラメの姿である。普段、中国人はもっと残酷なことをしているような気もするが、まあいい。あんまり逆らうと高いもの買わされるしな。

 林同志は「私はちょっとワサビは苦手なんですよ。」というので私が「ワサビが好きなので(醤油に溶かないで)直接刺身につけて食べると(実際に食べてみせて)・・・・うっううううっ!!は、鼻にクルからやめた方がいいよ。」と1.5倍くらい大げさに反応して林同志の笑いをとったりなんかして楽しく過ごした。
 シジミのスープは林同志が「カマクチョゲチャです。」と言って持ってきたものである。淡白な味わいがグッド。私が持参した電子韓日辞典でシジミの韓国語訳を確認していると目線クィーン崔同志が「シジミチャ」と日本語で解説。エラいぞ!!崔同志!!ただこれは日本人的感覚で言うと茶ではなくスープなのだが、そのあたりのセンスは研究の余地があるだろう。


(左)韓国人女性客とデュエットする林同志
(右)今宵も冴えに冴えた崔同志の目線!!

(左)満族女性の手によって強制的に臨終させられた無残なヒラメの姿
(右)サービスで出てきたシジミチャてゆっかシジミのスープ

2.涙のオールナイトダンシング

 大連平壌館は客の入りに合わせて公演形態を使い分けている。K-oyajiの予約等で客入りの多いときはフルスペック公演だが、それ以外は面対面の密着型公演である。どちらもイイのだが、この日は客入りが7割程度であったものの、面対面公演に加えてフルスペック公演も見ることができた。とってもラッキーである。

 この日、隣の席には韓国人のご家族と思われる6人組が座っていたが、オープニングのノリのいい曲、「若さは急行列車」でご夫婦が踊りだしたのだ。日ごろK-oyajiの傍若無人な行為に何度も瀕死の重傷を負わされている私だが、こういった楽しいのは大歓迎。同志達も嬉しそうだ。

この日のフルスペック公演は8曲。以下に全曲目を記す。

1.若さは急行列車
2.私の愛平壌
3.駿馬少女
4.ホルロアリラン
5.クデマニル
6.落葉
7.ポックギ(カッコウ)
8.タシマンナプシダ(また会いましょう)

 曲名は目線クィーン崔同志に確認を取ったので間違いない。曲目は客層(主に国籍)を見ながら決めているとのこと。「そういえば以前教えた『昴』はマスターした?」と突っ込んだら「たくさんの曲を練習していますので・・・次回はいつお見えになりますか?」と言うので「8月に来るよ。」と言うと、「それでは8月までに歌えるようにしておきます!!」との頼もしい回答。期待してるよ!!

3.林同志はナチュラルアイドル系

 フルスペック公演の前後を合わせると、この日はなんと20曲近い曲が歌われた。その中で際立っていたのは林同志の中国語の歌、「甜蜜蜜」である。テレサ・テンの代表曲でもあるこの歌だが、林同志の中国語曲を聞くのはこれが初めてである。これがまたとってもヨかった。

 同志達には振付師がいるわけではないので、韓国のデンスグループのようなデンスを期待してはいけないが、歌詞の内容に合わせて感情を込めた、しかし何気ない振りがとっても新鮮で北レスっぽい。

 「我一時想不起」のところで手の平を胸にあててちょっとだけ困った表情をしてみせるところ、
「〔ロ阿〕〜在夢里」のところで少し上を見て夢見る表情をするところ、「是〔イ尓〕!是〔イ尓〕!夢見的就是〔イ尓〕」で手を前方に差し出し求愛するポーズ、みな表情が豊かでヨイ!!林同志はアイドル系。そう、ナチュラルアイドル系だ!!

 ちょっとだけ中国語の発音の話をすると、一般的に半島のコリアンは「zai」の発音がうまくできず「zhai」になってしまう。カナで表記すると「ツァイ」が「チャイ」になるようなカンジで、舌足らずで幼い印象を与える。林同志もそうなのだが、それも却って可愛くてヨイ!!大連平壌館を訪問する同志達よ!!是非リクエストしてみてくれ!!アイドル系林同志マンセー!!
 この後、私のリクエストに答えて「ネサヌンネナラチェイルロチョア=私の住む私の国が一番よい」を歌ってくれた。上の画像は「チェイルロチョア=一番よい」でキメのポーズをしているところ(私が頼んだんだが)。そして、今までありそうでなかった林同志とのツーショット写真を撮ったことは言うまでもない。同伴した満族女性など、どうでもよくなってしまった。でもタクシー代はきっちり取られた。

                                            (2005年3月21日訪問)

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(左)ヴォーカルを務める林同志。崔同志の目線がキテいること
 を見逃すな!!
(右)踊るK-fufu!!同志達も楽しそうだ!!

(左)チェイルロチョア〜のところ。
(右)ツーショット画像。