広東省にも北レスが!!広州平壌木蘭館発見(ただし新聞紙上)

新規北レスを開拓するには現在のところ四種類の方法がある。

1.同志口コミ情報頼り作戦
 お馴染み北レス訪問時、接待員同志に「この街には他に北レスはないの?」と聞いてみる。知っていれば当然親切に教えてくれるが、本当に知らない場合もある。長春妙香山の同志達は、歩いて行ける距離にある仁風閣の存在を当初知らなかったし、上海玉流酒家の同志達も上海平壌館の開業を知らなかった。お互いのライバル心なんかを垣間見ることができれば面白いとも思うのだが、あいにく彼女達はそういった感情は表に出さないもののようである。

2.果てしなき旅路作戦
 コリアタウン、或いはそこまでいかなくても朝鮮(韓国)料理店が多そうなエリアを地元民から聞き出し、自分で歩いて探す。しかしこれはヒジョーに体力を消耗する上に、見つかるかどうかわからんというのは精神的にも疲れる。しかしこれで長春アリランを発見したことがある(閉店済みで看板のみ残存)。苦労した割りに実績が上がらないのがこの作戦の欠点だが、運動不足解消とダイエットにはいいだろう。

3.他力本願作戦
 作戦てゆっか、北レスふぁんくらぶ会員同志の情報提供をひたすら待つだけである。日系企業が中国に多く進出するにつれて、最近とみにこのルートでの情報が増えている。ありがたいことである。しかし、会員同志達がいかによく飲み歩いているかを如実に物語ってもいる。

4.フリーペパー精読作戦
 中国の東北部の大都市、北京、上海では在中国韓国人用のフリーペーパーが簡単に手に入る。ここには多くのレストランの広告が掲載されており、北レスの広告も時折見かける。長春仁風閣など開業前に調理師を募集していた。そのため開店前から私はその存在を知っていたという稀有な例である。

 2005年正月、私は大連市内の3星級ホテルに宿泊し、ホテルのカウンターでゲットした「中央リビング」紙(中文名:中心生活)の広告を精査したところ、中国南部、香港に接する広東省にも北レスらしき名称のレスが存在することを発見した。早速電話してみると、たしかに平壌から来た女性達が歌ってくれる、紛れもない北レスであることが判明した。


 広州といえば、中国最大規模の見本市が年2回開催されることで知られている広東省の大都市である。今年の4月にも開催されるので、誰か行ってくんないかなあ・・・

 この広告であるが、「広州唯一の平壌式料理店」と書かれている。メニューの表記法が北朝鮮式ではなく韓国式になっているのが気にならないでもないが(語頭の音が少し違う)、電話して確認したので間違いないだろう。また「萬方園首層」とあるのは「萬方園」という建物の1階という意味だろう。キムチはお持ち帰り可だ!!

                                           (2005.1.2フリペゲット)
                       
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