ある意味人共旗より鮮やかな人共旗カラー／函館でロキロキ

　１１月に休みを取って函館に出かけた私。函館は私の大好きなイカが豊富にある。イカの拠点と言ってもよい。イカ・・・私は韓国にも時々遊びに行くが、それもイカを食べにいくようなものである。特に屋台で一山2,000ウォンで売ってるこの「オジンオタリ」は絶品である。そのまま石焼にしてもらってもヨいし、バターで焼いてもらってもヨい。以前ソウルの新村で日本に持って帰ろうと焼かずに大量購入し、アジュマに「ヘンな日本人。」と訝られたこともあったなあ・・・でもこのオジンオタリ、持って帰ってもすぐに硬くなってしまって、焼いてもソウルで食べた時のような満足は得られない。そういうワケで毎回ソウルに行くと限界までアゴを痛めて帰ってくる私であった。

　それはともかく、函館に行くと朝市で当然イカを物色するもんで、早起きになるのだ。11月5日朝、朝市でさんざんイカを漁ってから市電に乗車、五稜郭で降りた私の目に飛び込んできたものは・・・



　おおおっ！！って別に眼鏡屋さんが珍しいワケではない。地元の方々にはモザイクかけたところで一目瞭然のこのチェーン店、ナニがヨいかと言えば、その看板の配色である。赤、青、白の三色。北朝鮮の国旗と同じ配色。しかも色合いが北朝鮮のソレよりも濃い。ある意味ホンモノの人共旗より人共旗っぽい。以前ブエノスアイレスで便箋に書かれたオベリスクを主体思想塔と誤認し、無駄にロキロキした経験のある私だが、函館でロキロキできるとは思わなんだ。

　函館は文明開化の香りを残す良い街である。ただこの時期、函館山にマイカーの乗り入れが解禁され、道は混雑。バスで登った私はぎゅうぎゅう詰めのバスの中で1時間耐えねばならなかった。疲れたんで部屋に戻ってちょっと一眠りするつもりが起きたら夜中の1時（！！）で飲みにも行けなかった。でも翌日、朝からイカでビール飲んだし、ま、いっか。

　

　2006年3月のＪＲダイヤ改正で特急日本海の青森〜函館間が廃止されるそうだが、その前にもう一度イカ食べに行きたい。そう思った。函館タウンなびはこちら。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００５年１１月４日〜５日滞在）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＴＯＰへ