香港コリアタウン 金巴利街(kimbelry street)朝から出前一丁かい!!

 中国広東省の北レスは軒並み閉店した後であったが、香港はどうであろうか?全く情報がない中、まずはコリアタウン探しから始めた。地元のイエローページをあたると、韓国系の商店が密集している地域はすぐに見つかった。金巴利街(kimbelry street)である。香港の目抜き通りのネイザンロードから少し入ったところにある。金巴利道(kimbelry road)とは別モノだが近い。

 私が訪問したのは5月2日。月曜日の朝。気温が30度近く、とにかく暑かった。

金巴利街(kimbelry street)。横に突き出た看板が香港ってカンジですよね。食堂や商店が並んでいます。おお。石釜売ってる。ピビムパプ用でしょうね。肉やさんとか、焼肉屋さんとか。
左端には「室内帆張馬車」と書かれていて、「帆張馬車」ってのは要するにテントで囲った屋台のことなんだが、それが「室内」にあるってのは矛盾してないか本来。「漢城美食」は行きたかったが時間がなく残念。

 
この一角は香港在住のK-oyajiどもの溜まり場になっているのは想像に難くないが、月曜朝と言う時間帯のためそれほど目にすることはなかった。ところで香港でも韓国語フリペがあることが判明。この通りの「新世界MART(上部左端に看板が見える)」においてあったものをいただいたのだ

 紙名は「水曜ジャーナル」という。北レスの広告や記事が掲載されていないかとすみからすみまで探したが、なかった。というわけで、ここは「北朝鮮っぽいとこ旅行記」ということになっているが、全く北朝鮮っぽいものは出てこない。ただ北レス出店の可能性がなくもないので、この地域はウォッチする必要があるだろう。

加連威老道(Granville Rd.)にあった韓英酒店(ホテル)。「wellcome」はスーパーマーケットなんだが、「l」の字が一つ多いのではないかといつも思う。でもきっと深いワケがあるのだろう。「高麗堂」には北朝鮮っぽいものどころかコリアっぽいものは一切なしっ(笑)。

 香港の吉野家は朝とそれ以外でメニューが違うのだが、実はもう一つ「午後のお茶タイム」として午後3時から6時までのメニューがあるのだ。香港っぽい話である。でもまあそんなに他の時間帯と激しく変わるわけではないが。ただおろろいてしまったのは「牛肉出前一丁即食麺+日本茶」というメニューがあることである。朝食時にいただいたが、我が国では朝からインスタントものってのはよろしくないという感覚があり、ちょっと信じられなかった。右上にその画像があるが、ご丁寧にというのか、それとも当然のようにと言うべきなのか、「ごまラー油」まで付いてくるのだ。皿の上部に見える。吉野家香港のサイトはここ。音付き注意だがオープニングフラッシュはなかなかイケてる。

 ところで今回、中国中山市から船で香港に入った。1時間半の船旅である。中山市はこじんまりとした街だが、ここの香格里拉ホテルはなかなかヨイ。ジムとプールが別棟になっていて、妙に立派である。オレが香港人なら週末は喧騒を抜け出てここでゆっくりするな。
                                        (2005.5.2.訪問)

                   TOPへ    北朝鮮っぽいとこ旅行記TOPへ