金正太郎同志の集安北レスレポート

 金正太郎同志が2006年7月、中国集安市を訪問。北レスを訪問されました。レポをお送りいただいたので掲載いたします。ありがとう!!金正太郎同志!!青文字部分が私のコメントです。

 瀋陽についたのは午後。結構、バス乗り場が乱立していて集安行きのバス停は発見できなかった。しかたないので七宝山飯店に行くかと思い、タクシーに乗ったが、運ちゃんが「お前、集安に行きたければこれから連れてってやる」と誘いかける。まあバスで行くのも面倒だし、気合いを入れて行くかとその場でGOサインを出し、一路集安へ。雷と霧という悪天候の中、5時間で集安に到着。日本からやろうと思えば同日INできることが判明した。でもタクシー代1400元もふんだくられたけど・・・。

 おお。5時間とは早いですね。バス停なら瀋陽北駅近くのターミナルなんですが、遠くから客を運んできて、空車のまま帰りたくないタクシーが客待ちをしています。上手に値切ればもっと安くできたかも?

翌日は鴨緑江を遊覧するモーターボートに乗りまくり。対岸は満浦の郊外なので、中心部に行くよう言うが、「水位の関係」とかなんとかで行きたがらなかった。あとで350元払って行ってくれと言ったら行ってくれた。要はカネなんでした。

 そのとおり!!要はカネなんだな。ったくやつらときたら・・・

 とりあえず、昼食を食いに川沿いにある「天池賓館」へ。しかし「妙香山酒店」に変わっており、地球の歩き方にある中国国際旅行社(CITS)もなくなっていた。フロントからして北朝鮮っぽいホテル。七宝山飯店に続く北朝鮮経営のホテルみたいだった。

赤い!!赤いぞ看板が!!入り口のところに帯状の人共旗カラーが見られますね。また向かって左に提灯型の小さな看板。「朝鮮」と書かれています。ご指摘のとおりに瀋陽の七宝山ホテルに続く北朝鮮資本のホテルのようですね。

 1階の食堂にはいるとc-oyajiの集団がちらほら。「旅の指さし会話帳」とニンテンドーDSの「旅の指さし会話帳・韓国」を駆使して話を聞いたところ、めずらしがって5,6人の同志たちが集まってきた。メニューをくださいというと、奥にある食材の冷蔵庫を指さされ、「ここから選んでください」。レバーの固まりやら野菜やら食材しかなく、どうメニューを注文していいか分からなかったが、そのうち理解してくれメニューが登場。冷麺とペプシコーラを注文した。

 みんな出身は平壌でなく、清津とのこと。昼にもかかわらず、ショーが始まり、「パンガプスムニダ」の次は「時の流れに身をまかせ」。こんな果ての地で聞くテレサの歌はもちろんサイコー。冷麺もジャンボサイズで食べ応え十分だった。
 
 公演の様子がうかがい知れる画像ですね。清津から来たというのは珍しいです。私は以前清津に2回行っていますが、たぶん同志達は清津市内のレストランで働いたはずで、そのあたりの事情も聞いてみたいです。以前造船同志が翠園賓館で発見した同名の「妙香山酒家」は慈江道江界市からの派遣でした。

 それからこの冷麺、やたらいろんなものが乗っかってますね。画像で見る限りチェンバンククスといって、通常の冷麺よりは一ランク上ですが、日本からの客だということで豪華にしてくれたってことはありませんか?

 ちなみに翠園賓館1階の朝鮮妙香山酒家は別の火鍋屋になっていました。同賓館には北レスはないとのことでした。以上、レポート終わりです。丹東にも行きたかったのですが、丹東行きのバスは休みで仕方なく瀋陽に引き返しました。

 集安は気合入れていけば瀋陽から同日inできることがわかったのはなんとなく嬉しいです。集安の同志達は清津からどういうルートで入国したのかにも興味があります。鉄道はつながっているんですが、ちゃんと動いているのかどうか・・・

 ところでZAKZAKに中朝国境の興味深いレポートが掲載されています。こちらも併せてどうぞ。レポートをお寄せくださった金正太郎同志に感謝します。


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