揚げピロシキ同志のモスクワプルナ館閉店レポ


北朝鮮っぽいの好きモスクワ特派員の揚げピロシキ同志からモスクワプルナ館閉店情報が届きましたので掲載します。青字部分が私の突っ込みです。
 はじめまして。モスクワ在住の“揚げピロシキ”です。さて、モスクワのサリュートホテルにあると言われている「プルナ館」ですが、近くに住んでいる日本人駐在員の話によると、ツブレタとのことです。一緒に現場のサリュートホテルに行く途中に聞きました。個室(?)で踊りのサービスをしていたようです。

 で、「プルナ館」らしきレストランは、「インサドン」という韓国レストランに取って代わったとか。1階の外に面しています。横を通りましたが、なかなか雰囲気がよさそうなレストランです。

 う〜ん閉店ですか。実は昨年の夏休み、モスクワの北レスに行こうかと思ったのですよ。で、名古屋発のカタール航空が安いことがわかったのですが、ロシアはビザが必要だという当たり前のことを思い出し、面倒なので止めたのです。で、カタール=中東ってことでUAEで北レス探しをしたのでした。

 「インサドン」とはソウル市内の「仁寺洞」のことでしょう。近年ではちょっとおしゃれなおみやげ物が買えるところとして知られるようになりましたね。


 レストラン「Juysan」ですが、ここに写真が。右の看板ではキリル文字でジョソン、、、朝鮮のことでしょうか?日本料理も出している模様。

 向かって右に見えるハングルが「朝鮮」です。左の看板は「トタムゴル」と読めます。「土塀の村」という意味だと思います。北レスは「平壌館」とか「高麗館」とか民族を代表するような名前をつけることが多いので、これは北レスではないでしょう。おっと左スミに「2階韓食堂」とハングルで書いてありますね。店名からして郷土料理のような、おふくろの味みたいなカンジかも知れませんね。

 ここにいろいろなレストランの名前が見えますが、カフェ「トマト」は「インサドン」の隣にあり、韓国人留学生がよく集まる場所だそうです。

 レストラン「Gayane」はよくわかりません。ガヤネ、ガヤン、ゲヤネ、ゲヤン、ハヤネ、ハヤン、ヘヤネ、ヘヤン、、、どれかでしょうか?

 う〜ん。Gayaは「伽耶」かとも思うのですがナゾですね。揚げピロシキ同志によれば、モスクワには韓国人が日本人の3倍から4倍いるようで、中央アジアから出てきた高麗人もいるのだそうです。高麗人はもう朝鮮語は話せませんが。

 ホテルのフロントに「プルナ館」の実情をヒアリングしようと思ったけど、地下のおねえちゃんがいるカラオケ屋に行ったので、その後でいいか、と思っていたら、すっかり忘れて帰ってきてしまいました。

 ハハ。それは残念でしたね。プルナ館閉店とのことでモスクワには北レスが存在しなくなってしまったワケですが、多くの韓国人がいるということは再進出の可能性大いにありと言っておきましょう。モスクワも広いでしょうが、揚げピロシキ同志には今後とも情報収集をよろしくお願いします。(2007年8月)