丹東清流館訪問記

平壌にも同じ名前の有名レストランがあるのだが、87年初訪朝以来、なぜか一度も連れてってくんない。「清流食堂」というよく似た名前のレストランは別モノ。

しかしここ、鴨緑江を挟んで対岸の北朝鮮・新義州市と対峙する中国遼寧省丹東市には同名の北レスがあったのである。前日、同じ丹東市の北レスである「松涛園」訪問をすでに終えていた私は、昼食をとることにした。まあ昼なんで冷麺で軽くと思ったが、まあなりゆきで丹東のビールなんか軽く飲んじゃったりなんかもした。私が頼んだ冷麺は“チェンバンククス”ってやつで丸い平たいお盆で出てくるモノでである。

赤い!うまい!安い!

で、私のテーブルについてくれたのはシャープなカンジの美女。中国語が驚くほど上手だった。画像がないのを許してチョーダイ。

面白いモノを発見。ここは清流館なのに、一部の皿に“玉流館”と書かれていた。どゆこと?

ご奉仕中の接待員トンムをこっそり撮影。私についてくれた中国語ペラペラ美女ではない。夜は歌うんだと。

玉流館と読めるわな

隣のオヤジのゴーカイな食べ方にも注目!

で、店内には誇らしげに金ピカの清流館という看板が光輝いてお〜る!!ほれ→
あ、ただしだ。この近辺に朝鮮風の名前の他店があるが、あれは中国人の経営で、丹東で北レスはここと松涛園だけだから注意しろというありがたいご忠告。

英文の店名もあるのだな。ちょっと見えないのは“FLOW”か?

例えば真向かいのここは違うんだと。

ただしその後の取材では、丹東には他に数軒北レスが存在することが明らかになっている。丹東は中国ではそれほど大都会ではないし、知らないわけはないと思うんだが。私の聞き方が悪く、“この近くでは”程度の話だったのかも知れないが。          (2002年10月13日訪問)

入り口付近はこんなカンジ。(画像提供:造船同志)