ぽちょんぼ特派員同志から「上海平壌玉流食堂=平壌玉流酒家」訪問記をいただきましたので掲載します。ありがとう!!ぽちょんぼ特派員同志!!なお、画像は私の上海特派員が撮影し、キャプションは私(あんでんだ)が付けました。
11月2日午前、建国飯店近くの某ホテルに宿泊していた私は地図をたよりに建国飯店へと向かいました。地図上ではただまっすぐ歩けばつくように思えたのですが、なんと私は迷子になってしまいました。しばらくうろうろしているうちになんとかたどり着きました。うーむ上海は広い・・・
建国飯店の外側の壁には他のレストランの広告に混じって平壌朝鮮料理なんとか・・・と広告?がでていました。おおよかった本当にあって。 早速3階へと向かいましが、営業時間はAM11:30〜PM2:00、PM5:30〜PM9:30とありました。入り口には男性の店員1名と女性の店員2名がいましたが、私が入っても反応なし。「にーはお」とこちらからあいさつするとようやく「・・に、にーはお」とあいさつをかえしてくれ、席に案内されました。不審人物だとおもわれたのか?
中は結構広く、きれいでした。テーブル席と個室(完全にしきられてるわけではない)があり、テーブル席のまえにはおおきなテレビとキーボード?がおいてあり、テレビでは例にもれず北朝鮮のカラオケが放映されていました。なんとDVDです。私が来たばかりのときはちょうど「・・・♪キダリョッスムニダー、キムジョンイルンジー・・」ってなメロディーが流れていました。「キダリョッスムニダ」。名曲です。
客はすでに2組ほどきていて、韓国人と中国人のようでした。あとから日本人のグループもきました。店員には男性と女性がいておそらく男性は中国人のようでした。女性は名札をつけた人とつけてない人がいて、北朝鮮から派遣されてきた人は名札をつけているようでした。(顔つき、はなしている言語から判断) とりあえずビビンバとりんごジュース(マンゴジュースをたのみたかったが品切れ)を注文しました。どちらもまあまあの味でした。 昼はとくに歌&演奏はなく、そんなに客も来ないようでした。よし、夜にまた来るか・・・演奏もあるだろうし。
というわけで、PM7:00前に再度いきました。今度は結構客もはいっているようです。ちなみに昼のときと同じ場所に案内されてしまいました。昼はみかけなかった女性の店員もいました。1人、私好みのかわいい店員がいました。韓さんと名札には書いてありました。写真をとらせてもらいましたが、はずかしそうにしていました。
「歌は何時から?」ときくと「8時から」とのこと。ちょっと早くきすぎたかと思いましたが、8時ころにはテーブル席はいっぱいになってしまい、時間的にはよかったようです。
さて、8時すぎになり、歌の時間になりました。最初はお約束の「パンガプスムニダ」からです。どうもほとんどの客は韓国人らしく、写真をとりにくる人がいたり、手拍子をしたりする人もいました。中国の曲を歌うときにいっしょにデュエットをする客もいれば店員に「うたってー」とリクエストをする人もいたりで、なかなか楽しい光景でありました。そういえば店員を「ア・ガ・シー」と大声で呼ぶおやじもいました。かの韓さんはマイクをもったまま客席の方まできて歩きながら歌ってくれました。
帰る際、ラッキーなことに韓さんがレジまでついてきてくれました。
韓さん 「いま会計をしてますのでちょっとおまちくださいね」
私 「上海には他の朝鮮料理店はありますか」
韓さん 「いいえ。ここだけですよ」
私 「そうですかー」
韓さん 「日本の方ですか?」
私 「はい」
韓さん 「朝鮮語おじょうずですねー」
とても幸福なひとときでした。なお店がホテルの内部にあるため、代金には15%のサービス料金が付加されます。 カウンターの上にあった名刺をいただいてきましたが、なんとカラー製です。しかも裏には8名の女性店員(北朝鮮から派遣されてきた人と思います)の白黒写真つき。豪華です。
店内の様子。夜、混み始める前。
韓国人も着メロにするという名曲「パンガプスムニダ」。
中国語の歌も歌う
おおおっ!!ヘッドセット!!でもK−POPスターのように激しくデンスするわけではないので注意。北レスでは今んところここだけでは?
こうして送ってくれるワケやねえ・・・。ちなみに民族服姿だったのはこのキャッチ・・・じゃなかった入り口のところの案内役の女性だけだったそうな。
名刺。この滝は金剛山でしょうか。裏には地図と全員の顔写真が。名刺に顔写真があるのは北レスでは多分ここだけ。右端はテーブルの敷物。朝鮮女性の絵が見える。
なるほろ。ここはすでに上海在住の韓国人社会では知る人ぞ知る存在なのかもしれませんね。ポイントは夜8時から始まるショータイムに合わせて行くことでしょう。お客さんもそれを知っているらしく、夜8時頃には満席になるようです。
(2003.11.2 ぽちょんぼ特派員同志訪問)
(2003.11.7 北朝鮮レストランふぁんくらぶ特派員同志訪問)
これは以前黒龍江新聞に掲載された新聞広告ですが、女性は実物の方がずっと可愛いようですよ。