モランボンがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!


 このたび、上海市在住のキャプテン同志からメールにて情報提供をいただいた。同志は上海の職場において「Kの会」を組織されている。これはなにもコワい集団ではなく、、韓国、北朝鮮、中国東北朝鮮族の文化に触れることを建前に、Korea系のレストランで食事し、Korea系のカラオケで飲むという活動をほぼ月1回、続けておられる、極めて楽しそうな集団である。

 「Kの会」かあ・・・・エラい!!シンプルな名称ながら全てを語っている。考えてみれば私も中国に行って中華料理を食べることはほとんどない。先日なんか2週間中国にいて、1回火鍋食べただけだもんな。あとはキムチと冷麺ばっかし食べていたような気がする。

 上海は都会だし韓国人も多いワケで、韓国語の月刊誌も発行されているのだそうだ。そんな中、同志が遼寧省朝鮮文報出版社発行の「上海経済11月5日号」で発見されたのがこの広告である。

 これまで上海の北レスとしては「平壌館」「青柳館」「玉流酒家」がいずれもテナントとして確認されていたが、この「モランボン」は韓国人街に堂々の出店である。

 広告では「ピョンヤンモランボンが上海にやって来た!」と、まるでビートルズがやって来たかのような書きっぷりであるが、広告の内容は至って大人しく、「新鮮な材料で母親の味を心を込めて提供いたします。」ってなことが書かれている。踊るとか、歌うとか、そういうのは一切ない。

 細分化・個性化が進む昨今の北レスであるからして、お料理で勝負!!系の北レスが出現しても、もはや驚くには値しないが、やはり接待員同志は明るく親切であってほしい。「Kの会」同志諸君には是非次回の定例会をこちらでご開催いただき、レポをいただきたく切にお願いする次第である。上海平壌恩徳館も参照のこと。


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