チラシ解説/新規開業!!上海平壌館
私は2004年2月27日から3月9日まで上海に滞在したのだが、このチラシは私の友人が街中で配られていたものをゲットし、私に贈呈してくれたものである。まったく会則第6条をよく守る賢いヤツである。
最近は北レス大都市進出の動きが盛んで、それは「NKchosun」でも報道されている。これまでは中国東北地方の大都市を中心とした展開であったが、北京、上海といった人口が集中した裕福な都市への進出が目立つようになった。
2003年11月、ぽちょんぼ特派員同志が上海玉流酒家を訪問した時、韓接待員同志に「上海には他の北レスもあるのか?」と聞いたところ、「ない。」との回答を得ているが、その後4ヶ月の間に2店開店したことになる。
私が2004年3月、上海玉流館で韓同志に同じ質問をしたところ「青柳飯店がある。」との回答であったが、この平壌館には触れていなかった。つまり青柳とは同じ経営であるため(住居も同じとのこと)知っていたが、この平壌館のことは知らなかったということなのだろう。
このチラシの接待員同志、いかにもそれらしい身のこなしが北レスであるが、文言に注目すると平壌館の入っている玉屏ホテルの宣伝も兼ねており、「朝食込み300元、朝食は2階平壌館で朝鮮美女達がサービス提供」と書かれている。ホテルの中にある北レスはこれまで数軒確認されているが、朝食の提供が明らかになったのはここが初めてである。北朝鮮資本の「瀋陽七宝山飯店」でさえ朝食は北レスではない。ちょっと待った玉屏ホテルって北朝鮮資本?
しかし朝もハヨから美女達にサービスされた日にゃその日一日仕事にならないような気もするが、でもまあサービスって言ってもお粥よそってくれるってなカンジなんだろう。以前平壌高麗ホテル(ホントに平壌にあるあの高麗ホテル)のお粥ギャルは日本人客に大人気だったもんな。
もう一つ注目すべきはその所在地。「遵義路448号」とあるが、これは青柳館の所在地「遵義路100号」と同じ道路である。地図で確認したかったのだが手元のものではちょっとよくわからなかった。
次回の上海の宿泊はここに決定。朝食での接待員同志達のサービスについてもご報告したい。
(2004.3.8 チラシゲット)