ワケあって、クリスタルを名乗っちょる。金正太郎同志のシエムリアップ平壌親善館レポ
金正太郎同志がカンボジアのシエムリアップ平壌親善館(friendship restaurant)を訪問。レポを送ってくださいまいたので掲載します。青字部分が私の突っ込みです。
このサイトにある
T同志のレポを読み、「たどり着くのは大変困難」とあり、覚悟して向かいました。トゥクトゥクやバイクタクシーの運転手は「平壌冷麺」を知っていても「平壌親善館」は知りません。
6号線を空港に走り、目をこらして看板を探しました。すると平壌冷麺の手前、ラオス航空の事務所から少し先に「Pyonyang
Friend Ship Restaurant」という看板があるではないですか!早速、南に右折。するとすぐに見つかりました。大きさは中規模のスーパーぐらい。大箱の「平壌冷麺」に比べるとかなり小さく感じました。
おお。ハートマークの中に同志二人の顔が。なかなかにラブリーです。あまりにも場所がわかりにくいってんで後でつくったのかもしれませんね。向かって右は日がくれてからのものですがお店の正面です。
店に着いたのは6時半ごろでしたが、40人ほどの韓国人ツアー客がきていてもうショーが始まっていました。写真を撮って席に着くと、ブルーのスーツを着た同志がメニューを持ってきてくれました。「『平壌冷麺』とは会社が違う」というのですが、メニュー用の写真アルバムは同じ物を使っていました。
メニューを持ってきた接待員が、私に向かって「私の名前は李スジョン(Lee Su
Jong)。またの名をクリスタル」。な、なんだってー! クリステルならまだしも「クリスタル」という源氏名があるとは。
ビックリして腰が抜けそうになりましたが、座っていたので大丈夫でした。
ぶわはははははっ!!きっ、北レスの同志に源氏名となっ!!ダーッ!!ダーッ!!(笑い過ぎて10分ほど再起できず)。いや、これまでもあったんですよ。「ミニモニ系」とか「目線プリンセス」とか。でもこれは我々が勝手にあだ名をつけたわけで、同志たちが自ら名乗ったわけではありませんよね。ふーん。源氏名かあ〜。ぷぷぷぷっ(またまた大笑いで5分ほど再起不能)。あてーのなめーは麻宮サキ。わけあってスケバン刑事を名乗っちょる。それは二代目スケバン刑事(デカ)だああああーっ!!(意味不明)。ダハハハ!!(一人で大喜び)。指名料いくら?とか、妙なことは考えてないだろーなキミたちはっ!!
これがクリスタルちゃんかあ・・・・こ、こんな清純そうなコがそんなことまで・・・って、そんなことって、どんなことだってーの。名札を見ると確かに「リ・スジョン」と書かれていますね。「リ」は「李」でしょうが、「スジョン」はたぶん「秀貞」とか「修貞」みたいに書くのでしょう。でもこの「スジョン」という名前は「水晶」とも書けるのですよ。たぶんそれに気づいたK-oyajiが名づけて、本人もその気になっちゃったんじゃないかなあ。うん。きっとそうだと思う。
クリスタルちゃんも結構、英語ができる子で、いろいろと会話が弾みます。住所を教えて、「あなたも住所を教えてよ」というと、小生のノートに「My adress Mo Run Boyyn」と書いてくれました。多分、モランボンだと感づきましたが、日本の府中にも「モランボン」はあります。なので「枝番も書いてくれ」と頼むと、伝わりませんでした。でもモランボンに住めるということは、日本の麻布に住むのと同じぐらい実家は裕福なんでしょう。
ショーが終わると韓国人の団体はすぐに帰ってしまい、客は小生のみ。またまた平壌の写真を見せると勝手にアルバムを持って行かれ、向こうの方で輪になってワイワイと見ていました。あと物販コーナーは充実していて、コチュジャンなんかもありました。
風景画や虎の絵なんかも見えますね。革命画は・・売らないよなあ。右はおいしそうな豆腐チゲです。
クリスタルちゃんに5ドルのコチュジャンが欲しいと伝えるといくつか手に取ったあと、一番よさそうなのを袋に入れてくれました。そして店を出るとき、外は雨なのにガラス戸の外に出て、小生が見えなくなるまで見送ってくれました。なんて素敵な子なんだろうと感動しつつ、コチュジャンをみると昨年5月で賞味期限が切れていました。がっくし。
さて、クリスタルちゃんは「シアヌークビルからきたの。あの店はクローズした」と言っていました。シェムリアップも、ちょっと客の入りが寂しいかなという感じ。行くなら早めがいいかもしれません。
シアヌークビルから移ってきたというのは2006年1月のT同志のレポにもありましたね。ここもK-oyajiが主な顧客のようです。K-oyajiよ、北レスの接待員に源氏名とは面白すぎる。そういうことはどんどんやってくれたまえ。この項、画像も全て金正太郎同志提供。(2007年3月訪問)
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