瀋陽  「阿里郎(アリラン)」突然出現してびっくりした日記

 2004年元日、瀋陽西塔で精力的に北レス調査をしていた私であるが、西塔という街は韓国・北朝鮮・朝鮮族の3者が入り混じったコリアタウンとしては極めて興味深いところである。そのため北レス調査としては、北朝鮮レストランふぁんくらぶ会則第1条である「1.北朝鮮レストランとは、北朝鮮から来た女性が勤務し、時間帯によって歌を歌ってくれることがある、北朝鮮以外に存在するレストランのことを言う。」を踏まえた慎重かつ厳格な姿勢が要求される。

 そんな会則お前が勝手に作ったんだろうと言われればそれまでだが、北レス現場主義者である私は自分の足で探査することをモットーにしており、時には思わぬ拾い物をすることがある。それが瀋陽西塔で発見した「阿里郎」である。

 「阿里郎」は以前から存在していた。西塔新華書店から市政府方面に少しだけ歩いたあたりである。この日も何気なく通り過ぎようとしたら・・・・ほれ。左の画像の右上にハングルで「平壌」って書いてるでしょう。でもここは以前は朝鮮族の経営だったはずなんですよ。
右の画像は木に隠れて見えにくいが、右側の扉には「平壌料理」、左側の扉には「玉流館冷麺」と書いてあるんですよ。

 で、中に入ると貸切で結婚式の真っ最中。私に気づいた服務員が近づいてくると、おおおっ!!チマチョゴリ!!胸には金日成バッジ!!ここも北レス!?近くにいた責任者らしき中年女性に聞いたところ

・昨年9月に北朝鮮の経営になった(ってことは3ヶ月くらいしか経っていないってこと)。
・女性は北朝鮮から来ている。
・名刺は切らしてしまった(没有了と中国語で答えていた)。
・夜は通常営業なのでまたいらしてください(朝鮮語でトオシプシオ)。

この女性は中国語と朝鮮語を話し、金日成バッジをつけていなかったことから朝鮮族と推測される。今回の調査は昼・夜共に「瀋陽金剛山」を最重点北レスにノミネートしており、 「阿里郎」で食事することはできなかったが、次回の楽しみがまた一つ増えたってことで今回はこの程度でご勘弁。
                                 (2004.1.1 調査)

夜も写真だけ撮りました。「平壌」の部分だけ撮ったりね。「おお!接待員同志は、向こう側で何をしてるんだろう。」と思ったりね。