私は陸路の徒歩国境越えは初めてではない。香港/深せん、珠海/マカオは何度も越えている。しかしそれはいわばゴージャス系。双方の管理所は立派なビルで、緩衝地帯には多くの免税店さえある。しかし今回の国境には何もない。免税店どころか両替所もない。当然ながら日本語も中国語も朝鮮語も通じない。緩衝地帯なんかただの一本道である。ドキドキしてんのに審査官が「Do
You speak Russian?」ロシア語できるわけないだろーっ!!しかしパスポートチェックも荷物検査も時間はかかかりながら問題なく終わり、ウズベキスタン側SHOVOT国境から緩衝地帯へ。
1時間40分経過した12時50分。小ぎれいな日本車と共についにガイドは現れた。連絡に行き違いがあったのか13時待ち合わせと思っていたのだ。・・・会えてよかった。ガイドは出入国管理所に手続きしに行くから少し待ってろと言う。ガイドが持ってきた「ENTRY
TRAVEL PASS」や「DEPARTURE SHEET OF THE FOREIGNER」という書類に入国許可印をもらう必要があり、これがないと外国人はホテルに泊れなかったり出国できなかったりするのだという。一人で入国できたにしても、ガイドさんがいないとやはり身動きはとれないのだった。