月香潜入失敗役立たずヘタレ日記

 2003年12月7日、私は北京に一泊しました。TVでサッカー東アジア選手権韓国対中国を見てから月香を訪れることに決めました。ホテルは建国門外だったので歩いても20分くらいの距離です。

 途中、大使館街を通ることになったのですが、見かけぬ旗を掲げた大使館があり、「どこの国だろう・・・」としばし眺めていると、守衛に呼び止められました。

守衛「何か用か?」
私「いや別に。」
守衛「別にって何見てんの?」
私「いやどこの国かと思って。」
守衛「ジエクーだよ。」
私「ジエクーってどこだ・・・?Jackのことか?Jackと豆の木ってどこの国のお話だろ?(のちにこの国と判明。Jackと豆の木はイギリスのお話)」 
守衛「で、どこ行くの?」
私「北朝鮮大使館。」
守衛「もう遅いよ。(夜7時頃)」
私「いやそこの隣の北レスに行きたくて。」
守衛「それ女人街にあるんじゃないの?←おお。これは女人街の向かいにある柳京冷麺館のことだと思いますがよく知ってる。ひょっとして北レスファン?」
私「いやそこじゃなくて。」
守衛「なんていうお店?」
私「ん・・・月香。」
守衛「知らんなあ・・ま、北朝鮮大使館ならここ真っ直ぐ行って二つ目を右に曲がればいいよ。」
私「ん。ありがと。」

 というわけで月香に着いたのが夜7時半くらい。前回の9月と違って寒いのでまずガラスの扉が閉められ、その中にもう一つ扉があります。そこが空間になっているのですが、スチール製の棚があって、そこに20種類くらいのおかずが並べられていました。キムチの類。5元から10元くらいで売られています。「皆様に旅行食品をご奉仕いたします。月香」と朝鮮語書かれていました。

 中に入ろうと思ったのですが、中からは朝鮮語で大きなはしゃぎ声が聞こえてきました。まあ朝鮮語なんで声だけでは喜んでいるのか怒っているのか区別つかん。どうやら大盛り上がり大会のようでした。月香は狭いということを知っていたのでチと気後れしてしまい、中には入りませんでした。

 北レス調査は複数で行くのがいいと私は思っており、この時も北京在住の中国人と行くことになっていたのですが、都合でキャンセルになってしまいました。まあそんなこともあって今回は中に入るのは断念しました。

 しばしさっきの「旅行食品」のある空間を観察したのですが、カレンダーが下がっており、それがなんと「2005年(チュチェ94年)」のものでした。再来年のカレンダーが何故?

2003年12月7日(日)潜入失敗