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中に入ると・・・ん?・・・こっ、これはっ!?なんと本来吹きさらしの船内に、ビニールが張られていたのだ。 |
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そして船内にはこんなものが吊るされていた。まっ、まさか万が一の時にはこれにしがみつけと・・・いうわけではなかった。この保温材ですきまを埋めていたのである。なんてお客さん思いなんだろう。涙出てきた。 |
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このヒーターで暖を取れと。ううううう・・・・この路線にはもう1隻、ヨンジュ6号というはるかに大きな船が就航しているのだが、同じ料金でこの違いは・・ってなヤボは言わないことにした。わずか15分の航海、多少のすきま風は我慢すればよい。 |
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誇らしげに掲げられた「巨済アイランド」の船名。巨済とは慶尚南道にある巨済島のことだろうが、以前はそちらで働いていたのかと思い、ネットで探してみたらやっぱりそうだった。プンヤンフェリーという船会社に在籍当時のものがここで見られる。当時は本土と巨済島を結ぶ役割を果たしていたのだ。今回私が利用した吹きさらし部分が「3階休憩室」として紹介されている。
韓国は実は島の多い国である。中小のフェリー会社がたくさんあり、それぞれが公式サイトを持っているのだと思う。以前巨済アイランド号が所属していたヨンプンフェリーには、なんと会員制の「アイランドクラブ」があり、さらにマイレージまであるのである。ここのオープニングフラッシュにそのカードが出てくる。フェリー利用時にその会員番号を言うだけで自動的にマイルが蓄積されるのだという。
仁川市/月尾島は今回も様々な顔を見せてくれた。粘着ヒトデ王・・・2009年開催の仁川世界都市祝典の成功を祈らずにはいられない。仁川がほんの少しだけわかってきた・・・そんな気がした年の暮れだった。(2008年12月28日訪問) |