ヘルシー北レス(ただしオヤジ系)か?上海平壌恩徳館開店!!


 上海市在住のキャプテン同志よりメールで新規開店のご報告をいただいたのは、2004年11月下旬のことであった(上海モランボンも参照)。「チャイナポスト(原文はハングル)」という上海で発行されている雑誌にこんな広告があったという。

 北朝鮮に行くと、街で「ウンドクウォン」という看板を見かけることがあり、案内員同志に「あれは何か?」とたずねると「お年寄り用の施設です。」という回答が返ってきた。ふーん。お年寄りだから、シルバー世代だし、漢字で書くと「銀徳苑」かなあ・・・なんて思っていたが、恩徳苑だったのだろう。小学館の朝鮮語辞典にも「恩徳」という単語が掲載されている。

 で、この広告であるが、興味深いのは「黒い玉石で焼いた焼肉が体にいい」という表記があることだ(右上の文章の部分)。さらに料理が3皿並んでいるが一番左のものは「ポシンチョンゴル」。これは犬肉だろうな。 細分化・個性化の傾向がある昨今の北レスであるから、ヘルシー志向の北レスが出現しても驚くには値しないが、朝鮮料理は医食同源。ヘルシー志向(ただしオヤジ系)の北レスがあってもいいじゃないか。

 店構えは人共旗をかたどった婉曲した看板が印象的。歌は7時半から。ステージのバックには白頭山天池が見える。左下に見える女性3人の写真ですが、真ん中の女性は妙に決然とした表情ですね。接待員というよりは女性革命家ってカンジですね。

 ってなわけで韓国人街に存在するこのお店、一度虹橋近辺に宿をとって、韓国人街をじっくり歩いてみたい。

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